[あらすじ]

キトピトの住むひみつの森は、美しい自然に恵まれた緑豊かな森です。
そしてそのキトピト達は、この自然をずっと大切に守り続けているのです。

ある日リーダー格のセカセカが、『山の中に鉄の塔がある』とみんなに言いました。
それは電気を運ぶ送電線だったのですが、ズキキはとても興味を持ち、
みんなに内緒でこっそりと、送電線をたどって町に行きました。
そこで見たものは、森にはない電気を使った、便利で楽しそうなものばかり。
ズキキは得意げに、たくさんの電化製品を森に持ち帰りました。

しかし、あまりにも電気の無駄遣いをしたせいで、
小さな怪物CO2が、ズキキをこらしめる為にひみつの森にやって来て、
草や木を枯らせ、そしてズキキも病気になってしまいました。
大切な仲間と森の一大事にみんなは心配し、なんとか増えたCO2を
失くせないかと知恵をしぼり、その結果
色んな工夫を凝らしたあるものを造る事にしたのです。